なぜ英字新聞が「継続」に向いているのか
別に英字新聞でなくても読解力は上がります。語彙力も単語帳でつきます。
では、なぜ英語上級者は英字新聞を読むのでしょうか。
それは、時事問題がリアルタイムに読めるからです。
TOEIC用の市販教材でもリーディングスコアは上がります。
しかし、実際に起こったことがリアルタイムで載っている英字新聞から
興味のある記事を読む方がおもしろいと思いませんか。
つまり、新聞を読むという習慣的な行為と英語学習をかけ合わせることで、最も大切な「継続」が容易になります。
1日30分で十分伸びます!
決して全部読まないと…などと気負わないでください。
初めての人は、一日に2時間もかけて英字新聞を読み切ろうがんばってしまいます。
ですが、そんな読み方では3日ともたないでしょう。
一日30分、または1日1記事で十分です。
是非、朝のルーティーンに盛り込んでしまいましょう。
まずは1日1記事、1週間で7記事なら大きなストレスなく読むことが可能です。
一か月続ければ、一日2記事に増やしても大丈夫。
読解力+読むスピードが格段に上がっているからです。
但し、継続が最優先なので、はじめは一日30分以上は読まないでください。
「つまみ食い」ならぬ、「つまみ読み」をオススメします。
英字新聞で語彙力がつきやすい理由
@ 日々の出来事から自分の興味ある記事を選ぶので、出てきた語彙は記憶に残りやすい。
A 同じニュースを追っていると、繰り返し頻繁に出てくるので、自然に反復回数を確保できる。
単語帳よりもずっと効率的に語彙力が上がっていきます。
つまり、知らない語彙と、その語が使われている記事の情景を結び付けようとするため、イメージ記憶が容易になるのです。よって、英字新聞で覚えた語彙は忘れにくいというメリットがあるのです。
英字新聞では、日本で起こった出来事が英語で書かれている!!
世界各地の出来事に日々触れることで、英語力アップだけでなく、教養や国際情勢収集を同時に達成できるのです。TOEICスコアや英検合格自体が目的ではなく、本当に使える英語力をつけるために最適のリーディング教材です。
一か月で慣れ、二ヶ月目からは・・・
「習うより慣れろ」にあるように、まずは成果の実感などは気にせずに一か月続けることを最優先に考えてみてください。多くの学習者は一か月で慣れ、二か月目からは読む記事数が増え始め、三か月も続けたらリーディング力が格段に上がっているのに気付きます。
多くの英語学習者が越えられない中級の壁を超える!
TOEICスコア450〜550、英検2級挑戦くらいから英字新聞に取り組む学習者が増えてきます。
ジャパンタイムス社から出ているどの英字新聞も、購読費用がとても安くて質が高く
単語力(語彙力)と読解力を同時にトレーニングすることができます。
また1週間の無料試読がついているので、もし難易度が高すぎたりキャンセルも可能です。
読み方は、自分の好きな記事だけでよいので一日5分でも続けることです。
一か月も継続していれば、そんなにストレス・負荷なく読み進めることに気づくはずです。
そして大幅に読解力・リーディングスコアが伸びていることに気づくでしょう。
私の場合は、まず、Japan Times(ジャパンタイムス)のオンラインで無料記事を読み、慣れてから購読し始めました。
何よりも大切なのは、自分のレベルに合った英字新聞を選ぶことが大切ですね。
英語の問題集をやるような感覚でなく、日本語の新聞と同じように、
英語の新聞から最新の時事情報を得ているような感覚が望ましいですね。
費用が安い割に記事数が多いので、豊富な英文量が魅力です。
それぞれの英字新聞が特徴をもっており、英語学習者のレベル別に幅広く購読されていますので、
購読費用や難易度、読みやすさなどを比較することをおすすめします。→一週間の無料試し読み「The Japan Times」